プロセスごとの詳細内容

企業によって、抱える問題や緊急性などが違いますので、まずは現状分析からスタート。原因を分析して問題点を洗い出したあと、目指すべき方向を決定し、プログラムを設計します。EAPは社員全員で取り組むことが大切です。社内告知はきちんと行い、計画どおり実施することでプログラム定着を目指します。

現状分析と状況把握

従業員のストレスチェックを行い、組織全体の現状を把握。就業規則や組織表、勤務表、勤務内容などを分析し、そうなった原因を探ります。現状と原因を理解した上で、今後の目指すべき方向を決定します。

EAPの設計と体制づくり

組織的なEAPとして、担当者の選出、危機管理チームの構築、プログラムと役割の決定、必要書類の作成、通信網の構築、告知方法の決定などを行います。個人向け心理療法の体制づくりのためには、カウンセリングルームの確保、カウンセリングのスケジュールや規則を決定。個人情報についてのガイドラインも作成します。

社内告知・実施

EAPをスムーズに進行させるために、社内に告知。 EAPへの理解を促し、申し込み方法などを全員に通知します。緊急性のある療法的カウンセリングから健康診断的チェックカウンセリングまで、プログラムに従って実施。メンタルケア教育やカウンセリング教育も同時に行います。

プログラムの定着と改善

メンタルケア情報の定期的な発信や、カウンセリング教育実施を続けることで、 EAPが定着し活性化する職場環境を築いていきます。 また、社員の声を経営陣にフィードバックし(社員のプライベートにかかわる情報は出せません)、プログラムをより効果的に改善していきます。