メールマガジンvol.7

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満を持して桜の花が一斉に開花している。
華やかでなんだかウキウキしてくる。
春の到来と言った感じである。

日本人と桜の関係は特別な関係に思われる。
きらびやかさ、清楚さ、はかなさ...などなど、
日本人の「わびさび」の心の代表ではないだろうか。

日本人は自然と上手く共存して文化を作り楽しんできた。
「粋」なども日本人の良さだろう。
はかなさや弱さを愛することができるのも、
また日本人ならではのもの。

しかし、アメリカの影響で日本人の品格がなくなりつつある。
いつも物質的に満たされ、快楽と満腹をむさぼる。
少しでも嫌なことがあると、
悪いことだと決めつけなくそうと遮二無二なる。
不自由や不便、空腹や痛みに囚われ逃げようとする。
結果、大切なものをなくしてしまう。

喜びや楽しさ、幸せは
悲しみや苦労、不幸せと対なのだから切り離せない。

私の育った昭和の時代、日頃は意外に質素なものを食べ、
おやじの給料日にはちょっとした贅沢で
ビフテキ(ポークのときのほうが多かったかも?)が
食べられるのが楽しみで喜びだった。

小さな苦労は人生を豊かにするエッセンス。
味方につけて上手く付き合いたいもの。

桜の花も咲いているのは2週間ほど...
花を咲かせるために冬はシッカリと根を張り春に備えてきた。
今のあなたの苦労は何のためか理解していますか?

(次号に続く)

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