2009年2月アーカイブ

あがけ!生きるために!もがけ!夢のために!頑張れ!誰かのために!
先が読めなく、明るい材料がない今だからこそ、自ら動く時ではないのだ
ろうか。

考えることは大切だが、答えが出ないときや決められない場合は、具体的
に動いてみよう。感覚や感性を武器にして動く、動けば景色が変わり情報
が入り条件が変わる。

多くの心病んだ人たちは、その場に立ち止まりうずくまって動かなくなる。
周りの変化は感じられず、マイナスの考えがグルグル頭を回り迷路に迷い
込む。考え込んでばかりいるから、感じることを忘れてしまう。

例えば心配事に心囚われ、考え込んでいながら行動すると車の運転で目的
地に着いても途中の記憶が飛んでいることありませんか?
料理の味がわからなくなっていませんか?・・・心ここにあらず!
危ないですよ!

身体を動かすワークショップをすると、みんなの目と顔が輝く。
汗をかいたり顔が赤くなったり、身体が活性化する。
みんな活き活きとした人間の顔になっている。

理論や理屈と自分が肉体を持って生きることのリアリティーを切り離さな
いで欲しい。身体は活きることを欲している。感じることを大切にして、
自分の中の魂を解放してください。
人が人として活きることを中心にした企業や社会が21世紀のスタイルな
のでは?

                      (次号に続く)
2月19日は私の母の誕生日である。(今はあの世にいます)
昭和一桁生まれで、戦争も経験し、苦労も多かった。

母は身体があまり元気ではなかった。
肩こり、頭痛などがひどく、
更年期障害や血の道が悪いなどと言っていた。
私は物心ついたころから肩たたきや背中を踏んでいたのを覚えている。

母は心がとっても強い人だった。
身体がつらくても、掃除、洗濯、炊事などは欠かすことがなかった。
私は、その後ろ姿を見て育ったおかげで、
なんとか悪の道に入らずに生きてきたと思う。

私は貧乏神と長く同居しているせいで、親には孝行ができなかった。
ろくな孝行もできないうちに両親ともあの世に行ってしまった。
親孝行はできなかったが、
その分を誰かのために役立てればと思っている。
カウンセラーという職業を選んだのも、それが理由の一つだ。

今でも母親の白い割烹着を着た後ろ姿を思い出すと、
「まだまだ頑張らなければ、辛いときは黙々と仕事をしよう」と思う。

今も毎日、神仏ご先祖様に手を合わせています。
                         感謝

                      (次号に続く)
今は火の洗礼の時代・・・
とある近代の宗教が言っている。(複数あると思います)
ごまかしや不正、悪事などが火によって
浄化される・明るみに出る時代という教えだ。

世界を覆う格差や問題・・・
環境、貧困、食糧、テロ、人口、資源、健康、ジェンダー、教育など
日本の年金、不正なども誰が責任をとり、
これからどうするのか? やり直したほうが早いのでは?
世界は、地球は、もう表面を取り繕うだけでは、
どうしようもないところまで来ているのではないか。

根本的な変化が迫られている・・・時間はないのだろうか?

地球が再生可能な範囲での消費や活動、そして考え方が、
今からの人類には大切に思える。
CO2問題も大切であるが、
再生の範囲を超えての消費や破壊が
負の因子をどんどん生み出している。

本当に大事なものは何なのか?

各人に突きつけられた問いである。

こんな大変な時代であっても、
企業にとってのビジネスチャンスはあるのだろう。
世の中を良くすることと、
ビジネスとを両立させる莫大なチャンスがあると
先見の明を持った人や実践者や企業が世界に現れはじめている。
(ソーシャル・ビジネスなど調べてみては?)

人は人らしく生きる。
人間にとって本当に大切なものは、
足るを知る、もったいない、気づき、和のこころ、などなど・・・
持続可能性を持つ、これから注目される企業には、
日本人の感性や心がなぜかしっくりとくる。
                         感謝

                      (次号に続く)
最近国際電話がちょくちょく掛かってくる。
アメリカから営業?勧誘?の電話なのだ。
もちろん、あちらにいる日本人の女性からで、日本語OK。

ダイアネティックスやサイエントロジーなどご存知であろうか。
トム・クルーズやジョン・トラボルタなどが
取り入れていることで一時話題になった。

心を解明したり生き方の教えなど、
幸せに生きることへのさまざまなものが入っている?らしい。

精神疾患者への投薬を非難する発言で、
トム・クルーズが別れた奥さんを非難したことでも話題になった。
一つの宗教でもある。

電話の彼女はカウンセラーでもあるらしく、
薬についてなどを長々と議論したのであるが
宗教のレッテルが貼られている場合、
日本では普及は難しいと彼女に言うと
日本は宗教(仏教)の国だと思っていたのに、
どうしてなんでしょうね?との疑問。

あなたは宗教に入っていますか?
あなたは信仰心をお持ちですか?

日本人は神も仏も八百万の神も手を合わせるのに・・・。
宗教の教義は良いものが多いが、団体となると歪みが出てくる。
一神教の神様を持つ国の人たちは、外に神を求め頼りすぎる。
日本は自己の中に神や仏を内観し調和を尊ぶ。
なんかまとまらなくなってきちゃいました。ごめんなさい。

神や仏は人間の心には在ったほうが良いなと私は思っている。
でも宗教での「全てを任せて、委ねなさい、
信じなさい、疑うなかれ」は安易に受け止めてしまうと
現実からの逃避につながってしまう。
「人事を尽くして天命を待つ」でなければ、
神は振り向いてくれないんじゃないだろうか?

道元禅師さんの生涯を描いた映画「禅ZEN」でも
観にいって考えたいと思う。

                         感謝

                      (次号に続く)