2009年4月アーカイブ

教育の現場が乱れていると聞かされる・・・。
以前は小学生以下に教えるようなことを、大学生や新社会人に教えている。
心が置き去りにされた結果かもしれない。

今一度、振り返ってみるために、皆様も良くご存じの
「アメリカンインディアンの教え」(ニッポン放送出版、加藤諦三著)の
アメリカンインディアンの詩を記します。

・・・子供たちはこうして生きかたを学びます・・・

非難ばかり受けて育った子は 非難ばかりします

敵意に満ちた中で育った子は だれとでも戦います

ひやかしを受けて育った子は はにかみ屋になります

ねたみを受けて育った子は いつも悪いことをしているような 気持ちになります

心が寛大な人の中で育った子は がまん強くなります

はげましを受けて育った子は 自信を持ちます

ほめられる中で育った子は いつも感謝することを知ります

公明正大な中で育った子は 正義心を持ちます。

思いやりのある中で育った子は 信仰心を持ちます

人に認めてもらえる中で育った子は 自分を大事にします

仲間の愛の中で育った子は 世界に愛を見つけます

(作:ドロシー・ロー・ノルト/訳:吉永 宏)

子供を育てるときにしみいる話だが、企業での教育の現場にも
恐ろしいほど当てはまるのではないだろうか?

どの企業も、ある程度の教育研修期間を終えるとOJTと称して
現場での育成に切り替えるが、名ばかりの育成で潰れる新人も多い。
「教える」ことはするが「育てる」上司はほとんどいないのが現状だ。

アメリカンインディアンの教えこそ、OJTに必要なものに思える。

皆様の企業は、いかがですか?

 

幸せ・・・て、なんでしょうね?
お金持ちになること?
美味しいものが食べられること?
欲しいものが手に入ったとき?
恋人ができたとき?
温泉にザブーンと入ったとき?・・・etc.etc.

幸せなんて人それぞれ違うものかもしれません。
出来事で言うときりがない。

幸せ感・・・て、どんな感じ?
と聞くとそんなに答えは広がらないのでは?

大事なのは「感じる」ことです。
五感などから入る刺激を感じて、幸せだとか嫌だとかを認識する。

ITなどの発展の陰に、感じや感覚、気持ちが置き去りにされてきた。
だから、便利になって裕福になっても、幸せではない人がいっぱいいる。

今からでも遅くはない!
考えるよりも感じよう!体を動かそう!
受け身ではなく、能動的に動け!

感じることを主体として人々を幸せにする
Beat of Success Project が始動しはじめた。
Training Beat に今後注目してほしい!

CHANGE 変化。

今まで変化についてはいろいろと書いてきたが
今回も自然の流れの変化である。

メルマガは多くの方から頂いているが、
お会いした方、名刺交換をした方への名目で配信されていることが多い。

ただ、これは平成20年12月1日施行された
特定電子メール法に違反することになる。

法令を遵守するためには
全員に申し込みをいただき同意を得るという方法もあったが
あえてブログを選択。読みたい人に読んでいただくことにした。

変化を嫌い、リスクを増大させるより、
変化を先取りして乗るほうがCHANCEは広がる。

CHANGE → CHANCE

日々、少しずつではあるがこの瞬間にも変化は訪れている。
その変化が一定の量や幅を持つと、やっと変化を感じ認識できる。

朝、昼、夕、夜・・・
連続性があっても、変化をとらえ表現を変えている。

量が一定量を超えると、質が変化することもある。
秒、分、時、日、月、年といった時間や
cc(シーシー)、l(リットル)など、単位などにも表れやすい。

スポーツや習い事に打ち込んだ人なども
経験があるのではないだろうか。
日々練習を積み重ねていくと、ある時点で急に上達した経験が・・・。

変化こそ常なるもの・・・
人間自体が変化の中で調和をとり成り立っている。

BCAも私自身もよりよきCHANGEをしたいと願っている。

皆様とのご縁に感謝して・・・。

                           感謝
新年度がスタートした!
新入社員の皆さまおめでとうございます!

さて、新入社員が入社すると、まずは研修だ。
各企業さま、あれやこれやと教育に頭を痛めているのが目に浮かぶ。
とくに担当者さまの苦悩はいかほどか・・・?

今年の新卒は「ゆとりさま」と言われる、ゆとり教育で育った新人だ。
30歳前後の先輩社員でさえ、
「ゆとりさま」の指導や教育に困っている。

以前にも書いたが、そろそろ当り前の固定概念を
変えた方が良いのではないだろうか。
目線を今の新人に合わせると、新しい世界が見えてくる。
ただ・・・少し心の勉強をしておかないと理解できない。

少し特徴をあげると
自分ごとではなく、他人ごととして事象を受け止める。
努力したり考えたりするのは、面倒でなるべくしたくない。
とりあえず「はい」といって、
自分の意見を言わずトラブルを避けようとする。
寂しくて交わりたいのに、自分から関わることをしない。
などなど・・・。

彼らを理解するためには、彼らの人生を知る必要がある。
生まれ育ちと環境だ。
ゆとり教育、ゲーム脳、家庭環境、親の性格、
本人の性格、本人の体験・経験・・・。

多くの場合、体験・経験不足が根底にある。
とくに、負の体験(辛い、痛い、お腹減った・・・など)が少ない。
まさに「ゆとり教育」の弊害である。

企業は「ゆとりさま」をどこから教育するかが
3年後の社運を決めることになるだろう。
もっと話したいのだが、今回はここまで!

                           感謝

                       (次号に続く)