メールマガジンvol.24

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アッチッチ!と真夏の猛暑日が続く!
外を歩いていると身体が溶けていくみたいに汗が出続ける。
太陽の日差しを避けるため、信号待ちのときは電信柱の陰に隠れようと
無駄な努力をしたりする。

光と影!切っても切れないものであろう。
白黒とか表裏、右左、上下、男女など二極性で考えると分かりやすい。
二元論と言われるものだ。

戦後日本の教育に○×方式が入ってきた。
以来半世紀以上、無理矢理にYesかNoを言わされてきたように感じる。
どうも日本人と合っていないと思われる。
二元論のYes or Noでみると日本は「or」の国と言われる。
この感性は世界でも珍しく、ネイティブアメリカンやエスキモーなどに多くみられる。
農耕民族以前の狩猟をしていた民族、太古の自然と調和しながら
一体となって生きていた感覚に似ているとも思う。

どちらでもない・・・あるがまま・・・全てを受け入れ・・・感謝する

アメリカは陽の国であり、具現化・物質化で発展してきた。
日本は陰、もしくは中の国で統合と調和で発展した国である。
アメリカは目に見えるもの、日本は目に見えないものを
大切にしてきたと言えば分かりやすいかもしれない。

陽は分化し発展し多様化するが、そのまま行くと混乱する。
そこで陰の統合や中和の力が働く。
両方が働いて中庸になりバランスが取れ発展していく。
易などではこれが宇宙の法則として組み入れられている。

戦後、日本人はアメリカになろうとした。
素が違うのに無理な話である。
その結果が今の社会に現れているのではないだろうか。
システムや環境よりも、親から子への愛・子供より親への尊敬という根本・基本の念を
今こそ取り戻すことが必要だと私は思う。


(次号に続く)

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