メールマガジンvol.35

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緒形拳さんが天に召された。
存在感のある役者さんだった。
拳さんのような人が上司だったらよかったのに
と思った人はいないだろうか。

長嶋監督、星野監督、野村監督、原監督、王監督など
野球の監督がよく上司の事例として挙げられる。

あなたはどのような上司が好きですか?

①物事を冷静に・平等に判断できる
②決断力がある(見識・胆識がある)
③責任感が強い
などが上司像に求められている。
つまり、頼りがいがあるということ。

この逆を考えると最低の上司になる。
①物事を感情や好き嫌い、金だけで判断する
②優柔不断で的外れの判断を下す
③成功は自分の手柄、失敗は他人のせい

よい上司は少なくなっているのだろうか。
IT企業などは、技術があれば
若くてもすぐに管理職になることが多い。
悲劇の始まりである。

経験が少なく自分の物差しだけで人を判断し動かそうとする。
プロジェクトには自分より年上やベテランがいたりして、
言うことを聞かない。
思った通りにいかなくなり、
周りに当たり散らし責任転嫁で逃れようとする。
現状はさらに悪くなって、自分自身がうつ状態へと入っていく。

「技術以外は何も教えてもらっていないのに」
心の叫びが聞こえてくる。

「管理職=業務を管理する」だけではなくて
「人を育てる」ことに目を向けてほしい。
いや!「共に育つ!」という目線、価値観、想いで
部下と上司の関係を作ってほしい。
人や心を大切にする企業が21世紀をリードするのだと私は思う。

あなたは今の上司が尊敬できていますか?

上司は、部下に尊敬されて初めて信頼関係が生まれる。
上司や管理職は、すでに一人ではないのだから。

                     (次号に続く)

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