手段が目的に変わるとき

| コメント(0) | トラックバック(0)

研修などを設計するとき「目的」を明確にしてから手段を考える。

目的➝手段が当たり前のことだろうと、皆さんも知っている。

ところが、イザ!実施していこうとすると、ズレが出始める。

各担当者が目的をシッカリと把握していないことが多いからだ。

上で決めて下に指示するの図式だが、各担当者は自分の職務の範囲内でしか

動こうとしないし、判断基準も目的と外れたものになる。

調整したり、無理やり進めたりと苦労して時間を費やしてしまうと

いつの間にか「目的」を忘れてしまって、「手段」を実行することに集中するようになる。

やがて「手段」をこなすことが「目的」になってしまうのだ。

 

みなさん頭ではそんなことぐらい知っているよと思っているが

上手くいっていない仕事やプロジェクトの陰に、この問題が潜んでいることが多い。

全体での最初の合意形成が出来ていないのに、直ぐに実行に移してしまう。

結果は、やってみたけど成果はいまひとつ・・・。

 

小さな目的が、夢や志の大きな目的に繋がらないと

単なる生きている人になる、繋がった人は活きている人になる。

 

どんなことでも自分が関わっていることは、自分の人生であろう。

自分の立場や環境の不利なことを、責任転嫁してもはじまらない。

自分で解決できる人になりたいものである・・・と自分にも言い聞かせています。

あなたが今やっていることの「目的」は何ですか?

あなたの人生の「目的」は何ですか?

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.bc-a.jp/mt/mt-tb.cgi/361

コメントする