2010年6月アーカイブ

統合性

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時代は今、統合性へ向かっているのではないだろうか。

科学と共にそれぞれの専門性がつきつめられ発展してきました。

逆にそれによる弊害もあったと思います。

コミュニケーションが足らないなど、これだけ言われ続けても・・・。

 

近年、映像とテキスト、音声が発進した本人を離れ、TVや携帯などで伝わる。

匂いや肌感覚、味も含めそれらは取り残される。

コミュニケーションの分断化だ。

人は五感すべて、全身でコミュニケーションをしていたはず。

それが、逆に映像だけから、その他の感覚を引っ張り出さなければならない。

過去の経験からそれに近いことを手繰り寄せるが、経験が少ない人も増えている。

 

3Dなどは、全身でのコミュニケーションへ近づける技術だろう。

感覚の統合性も必要とされているように、様々なものが統合性へと

向かわないと、現代の問題が解決できなくなってきているのではないか。

教育もそう、エコ問題もそう、メンタルヘルスもしかり

それぞれのプロフェッショナルが、人として大切な目的に向かって

力を合わせ統合的に物事を進めて行くことが必要だと思う。

 

個性を出すのも大切だが、自分自身の役割と全体の役割を理解し

実行していくように・・・部品かもしれないが、部品は全体に必要不可欠。

One for all. All for one.

人は一人では生きていけないのだから・・・。

手をつなご!

チョイゆる

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暑~い!という言葉がどれだけ出るのかというくらい暑い。

しかもジメジメしている・・・梅雨だから当たり前か!?・・・でも汗が出る。

 

スーツを着ている人!我慢強い人だなと思う。

スーツにネクタイ、カッコよく決まっている、が、見ているほうが暑苦しい!!!

国際社会ではビジネススーツが決まりごとかもしれないが、ここは日本である。

クールビズなるものも流行ってきた。

夏の正装は半そでの開襟シャツ(学生みたい)かアロハでいいんでない!?

形式よりも中身に合ったものがいいのではないか?

 

外見も大切だが、中身の心は少し緩めぐらいがちょうどイイ!

Never  Must  ではとっても疲れる。

Wish  でいこうよ!チョイゆるで!

 

・・・て、メタボな私のわがままな意見です。

ピグマリオン効果って知っていますか?

人は期待された通りになるというようなものだが、賛否両論ある。

 

担任の先生にこの子は、これから成績が伸びると言って、無作為に名前を言うと

その子が数ヵ月後に成績が上がったというものだ。

これは、先生が期待して子どもに接したからだと言われているが、

会社に置き換えて考えてみよう。

 

あなたの会社で、社長や上司が社員や部下を仕事が出来る人として、

シッカリと扱ったなら・・・企業の業績は上がるのではないだろうか。

褒めすぎて社員が実力以上に自信過剰になることもあるだろうが、

基本的に社員を認めるようにしたほうが良いのは、事実であろう。

 

人としての尊厳を互いに持って、期待して褒める、我慢強く。

 

子どもは親に褒めてもらいたいと頑張る。

社員も同じではないだろうか。

 

そうだなと思った人は、ちょっぴり恥ずかしいけど勇気を持って褒めてみましょう!

5年ほどの間をおいて「アメリカンインディアンの教え」(加藤諦三書・ニッポン放送出版)を読んだ。

実はもう3回目なのだが、読む度に違った気付きを持たせてくれる。

その中で「非難ばかり受けて育った子は非難ばかりします」の第一章の中の

ウェイトリーの詩があります。

「子供の話に耳を傾けよう

きょう、少し

あなたの子どもが言おうとしていることに耳を傾けよう。

 

きょう、聞いてあげよう、あなたがどんなに忙しくても。

さもないと、いつか子どもはあなたの話を聞こうとしなくなる。」

 

子どもを「部下」「従業員」に置き換えてもう一度読んでほしい。

多くの企業で、コミュニケーション・ギャップと信頼関係の崩壊が起こっている。

精神疾患の多くが、話を聞いてくれない理解してくれないことから始まる。

 

加藤諦三さんが書いていることも追記しておきます。

同じように、置き換えても読んでください。

「子どもの悩みや要求を聞いてあげよう。

どんなに些細な勝利の話も、どんなにささやかな行いもほめてあげよう。

おしゃべりを我慢して聞き、いっしょに大笑いしてあげよう。

子どもに何があったのか、何を求めているかを見つけてあげよう。

 

そして、行ってあげよう、愛していると、毎晩毎晩。

叱った後は必ず抱きしめてやり、

「大丈夫だ」と言ってやろう。

 

子どもの悪い点ばかりをあげつらっていると、

そうなってほしくない人間になってしまう。

だが、同じ家族の一員なのが誇らしいと言ってやれば、

子どもは自分を成功者だと思って育つ。

 

きょう、少し

あなたの子どもが言おうとしていることに耳を傾けよう。

きょう、聞いてあげよう、あなたがどんなに忙しくても。

そうすれば、子どももあなたの話を聞きに戻ってくるだろう。」